intdash

IoTプラットフォーム intdashの概要

intdash logo

intdashとは

intdashは、100ミリ秒∼1ミリ秒間隔程度の高頻度で発生する時系列データをモバイル網やインターネットなどのベストエフォート型ネットワークを介して、高速・大容量かつ安定的にストリーミングするための双方向データ伝送プラットフォームです。 INTDASHという名前は、INTeractive DAta Streaming Hub の頭文字を並べた略称であり、プラットフォームを構成する製品・サービス全体で使用されるブランドネームでもあります。

intdashでは自動車やロボット・産業機械や制御・可視化アプリケーションなど、短期間に大量のデータを発生させるデバイスをモバイル網やインターネット網を経由して相互にライブ接続することができます。intdashを流れるストリーミングデータはそのまま時系列データストアに保存され、Visual M2Mでの可視化やAnalytics Servicesでの科学技術計算処理や機械学習に利用することができます

intdashが実現するデータストリーミングパイプライン

dx-about

intdashが実現するシナリオ

intdashは産業IoTシステムで必要とされる高頻度データのストリーミング処理によって、代表的な産業IoTシナリオで必要とされる様々な要件をサポートします。

  • 研究開発や検証工程におけるデータ収集・計測
  • 産業機器のリアルタイム監視
  • 産業機器の遠隔故障診断
  • 建機・重機・ロボットなどのリモート操作
  • ほか

intdashの特長

intdashは、サーバ中継によるエッジ間の多対多かつ双方向なリアルタイムストリーミングと、中継サーバでの全ストリーミングデータの永続化の同時実現を目指して設計されています。たとえ、モバイルや無線LANなどの不安定なネットワーク環境下において回線の瞬断が発生した場合にも、自動的なデータの再回収シーケンスによって、エッジで発生したデータを取りこぼすことなく、サーバへ完全回収することができます。これらデータの“リアルタイムストリーミング”と“永続化”を同時実現するために独自のデータストリーミング向けプロトコルであるiSCP(intdash Streaming Control Protocol)を開発、採用しています。

iSCP (indash Streaming Control Protocol) の開発・採用

当社が独自に開発し、各モジュールの内部通信に使用されているプロトコルが iSCP (intdash Stream Control Protocol) です。iSCPは、ストリーミングデータの中継用サーバとエッジデバイス側モジュールとの間のストリーミングデータ通信に使用され、高いリアルタイム性、欠損したデータの完全回収、伝送効率の向上、伝送データの流量制御といったintdashの主要機能を実現します。

iSCPに関する詳細はこちらのホワイトペーパーを参照ください。

タイムスタンプ管理

複数のデータソースを取り扱う際に、それぞれのデータごとにタイムスタンプの有無、タイムスタンプの形式は異なります。intdashでは、様々な形式の時系列データを同一のiSCPデータフォーマットに整形することで、データソース間でのタイムスタンプ形式の違いを吸収し、容易かつ統一的に管理することを可能にします。また、タイムスタンプを絶対時刻ではなく、基準となる時刻と経過時間に分解して管理することで、デバイス間の同期ずれ補正や、異なる時刻のデータ間の比較を容易にしています。

制御信号やセンサ信号などのタイムスタンプを持たない時系列データに対しては、エッジデバイスのソフトウェアやハードウェアを使用して打刻を行い、タイムスタンプを付与します。

動画像や音声といったメディアデータに対しては、データが元々持っている時刻情報も考慮しつつ、その他のデータに対して付与したタイムスタンプと矛盾しないよう同一時間軸にマッピングする、統合タイムスタンプ処理を行います。

これらの処理の結果付与されたタイムスタンプをiSCPのデータフォーマットに収容することで、フュージョンデータの同期処理を行った伝送、回収することが可能です。

データフュージョンへの対応

製造業における製品開発・検証工程、故障診断や、 機械学習を用いたAI開発の工程などにおいて、データの収集対象となるデバイスは多岐にわたります。制御信号、センサ信号、マルチメディアデータといった様々なデータの同時収集において、収集後に全てのデータに対して個別に打刻処理や時刻合わせを行うのは、膨大な手間と時間がかかります。intdashでは、統合タイムスタンプ処理を行い、同一の形式にカプセリングするデータフュージョン処理によって、様々な形式のデータを統一的に伝送、管理することが可能です。

伝送欠損の自動回収処理

遠隔データ収集ではモバイル回線や無線LAN等不安定なネットワークを使用することが多く、通信回線が一時的に切れてしまうことで伝送中のデータに欠損が生じることが多々あります。このような回線の切断時には、intdashの欠損回収処理により、伝送できなかったデータをエッジにキューイングし、回線復活時に自動的に再送信します。また、エッジ、サーバ間でのデータの到達管理により、不安定なネットワーク下においても、データを取りこぼすことなく完全に回収します。