スケーラブルで多機能なデータパイプラインを実現するintdashのサーバサイドミドルウェア
intdash Serverは、intdashの多様なデータパイプラインの構築を実現する、サーバサイドのミドルウェアです。低遅延かつ大容量なリアルタイム伝送や、膨大な時系列データを高速収容する高性能データストア、オープンスタンダードで外部システムとも連携しやすい認証機構など、産業DXを実現する上で必要不可欠な各種機能を提供します。
Intdash API は、intdash Server がもつ様々な機能を外部アプリケーションから利用するための公開API (Application Programing Interface) です。
Time-Series Data Management Serviceは、時系列データの管理機能を提供するサービスです。各種エッジデバイスから大量に送信される時系列データを収容し、APIを経由して外部に提供します。
Analytics Servicesは自由にプラグインモジュールを追加し、intdashを拡張できるサービスです。Analytics Services用のモジュールは、主にPythonを使用して作成することができます。お客様ごとに異なるロジックを自由に追加し、intdashをカスタマイズすることで以下の様なユースケースを実現します。
intdashで収集したデータに対して、リアルタイムまたはバッチ処理として任意の計算処理ロジックを適用することができます。処理結果は、二次データとしてデータストアに再度収容したり、各種アプリケーションで可視化したりして活用することが出来ます。
intdashで収集したデータに対して、フォーマット変換やデータクレンジングなどの前処理を適用し、外部システム/サービスへ連携させるなど、外部システムとの連携をオーケストレーションすることができます。
Media Servicesは、動画像の変換処理を中心としたパイプライン構築のための各種機能を提供します。例えば、動画からの画像の切り出しなどのクライアントの利用目的に合わせたコーデック変換や、受信クライアントに適合した配信形式への変換処理などの提供により、intdashに収集されたメディアデータをより活用し易くします。
intdash のメディアデータをHLSやMPEG-DASHなど、サードパーティ製アプリケーション、特にWebベースのアプリケーションで利用しやすい形式に変換し、ストリーミングします。
intdash のメディアデータを動画ファイルや画像ファイルなど、取り扱いやすいファイル形式に変換してダウンロード可能にします。
intdash のさまざまなメディアデータを利用者の目的に応じた形式へ変換します。特に、H.264などの高圧縮のビデオ形式からJPEGなどの画像形式への変換により、機械学習などでのメディアデータの活用をサポートします。